奇門遁甲の例外処理と局数原理を考える。

 奇門遁甲には、多くの流派があり、複数の流派が複数の解決方法で、色々と異なる解説をしています。
 今回、局数原理と例外処理から考えます。
 1、例外盤についての対策方法。
 1-1:坤宮に寄せる方法。
 これは、日本人にも最も馴染み深い方法で、黒門先生が解説しました。
 1-2:節気宮に寄せる方法。
 妙派の陳倍生老師がこの方法で、8か所全てを使い、例外処理を行います。
 また、意図的に「伏吟盤」を出すことも知られています(日本人でも数名は妙派の風水術、奇門遁甲を使うので私自身だけが知っているわけでもないので、本からの紹介ですが)。
 2、局数原理の計算。
 10時1局:時盤1080局。
 60時(5日)1局:時盤72局。
 ただ、五不遇時を吉とする流派はありません。
 預測や質問、訪問という「出来事が発生」その物自体を凶として判断する老師もいますね。
 そもそも論として、「盤を使って方位を見る事」だけの目的で方位盤が存在するわけでもないので、使用方法について様々な方法があるのです。
 現代社会では、それこそ、ビジネス、商談、スポーツ、風水分析等。
 私自身は、日本の奇門遁甲の本は、「効果が無いから出版できる、出版の許可が出る」といわざるをえない実態を知っており、中国語資料を
読めば分かるので、皆様も、台湾と中国の本に手を伸ばして下さいませ。
 2つだけ取り出しましたが、他もありますので、これはまた後日。
 それでは、本日はこの辺で。


タグ :五不遇時

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