運命学の良書は何故少ないか?

 日本の風水術・占術本事情の少し解説を書いてみたいと思います(単なる観測ですが)。
 黒門先生が広めた風水学にしろ、奇門遁甲にしろ、人の運命を改善する時に使用される術は、総じて、人の運命を知るものより、厳しい現状があります。
 出版の時も、やはり、「最低条件」で引っかかることが多い様です。
 健康TVの~は~にいい方式の内容の様です。
 もう1例に、奇門遁甲は暦の問題があり、60時1局は、5日1局であり、72局、10時1局は、1080局となります。
 台湾の近年の参考書には、1080局が多く記述されています。
 ということは、自分で作盤するとしても、1080局の盤の解説を入れる、という作業は不可欠で、これを出版時に、了承するかと言うことです。
 効果に責任がない、と出版時に考えると、正しい知識を出版という方法を通して、知ることは厳しい感じがします。
 飛鳥跌穴、玉女守門、その他の格局もありますが、大吉格局ほど出にくいのは当然です。
 手元にある坐山盤の整理表は、玉女守門が3回、飛鳥跌穴が2回。
 玉女守門も、結婚運の格局というのですが、歴史的背景を考えると、中国では科挙の時代に書かれています(科挙廃止は1905年、一時中断はあり)。
 最後、子平関係が活況を得ているので、良書を集中紹介します。
 梁湘潤(著)田中要一郎(訳)子平推命基礎大全黒門(著)ズバリ当たる黒門流四柱推命ですね。
 今回はこのへんで。
 近々、立命の実況中継あります。



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