来年の命理は一応、壬寅年、どのようになるか。
まず、天地徳合は丁亥日生まれ。
月干支併臨は、末尾は2と7の年の寅月生まれ。
そして、何と言っても私自身の日干支併臨


。
三大転換期は色々人生で誤魔化せないなとは言えます。
過去の前例を振り返ることにしましょう。
丙戌年
講談社社長・野間佐和子社長(当時)が
溝口敦(著)細木数子-魔女の履歴書で裁判になるが、細木数子側が最後は訴状を取り下げることになる。
壬辰年
野田佳彦首相(当時)が小沢一郎氏らが造反、50名ほど離党した。
これが、国民の生活が第一を経て日本未来の党へ。
野田首相はここで日干支併臨。
癸巳年
声優・永井一郎が月干支併臨で死去。
乙未年
青山剛昌氏、名探偵コナンの連載形式が変化する、これも日干支併臨。
名探偵コナンの愛読者諸氏が月単位掲載の雑誌に移籍すれば、というような意見も散見されるが、分からないでもないが、日干支併臨の良い検証結果でしょう。
近年、ざっと列挙すると、こんなことがありました、ということを思いつくところを表形式にしました(今、何故、甲山庚向のことで調べられているのでしょうか、時期が違うのですが、時期は啓蟄です)。
さて、八字に元へもどりますが、八字の看命法は結構色々な方法があります。
ただ、次の点は変化無しですね。
1、喜忌・吉凶は人種・民族関係なし。
2、何で象意が出るか分からない。
3、象意が出る通変の種類で通変の中から出てくることは分かる。
4、吉凶自体が覆されたケースはない。
5、長生きすると、基本的に忌神の象意の期間が自動的に延びると考えると、長生きリスクとか言われる本質は、忌神リスクだと思うと良し(これは、乾隆帝のケースが分かりやすいです)。
6、喜用神の力を強めるか、失わないようにするか、または忌神の力を弱めるかしか今の時点では改善策はない。
7、長生きすると、最後は健康+六親問題、六親問題は回避不可能、子や孫世代と喜忌が逆転している場合は、両者が吉凶が真逆なので常に生贄状態が発生する。
8、誰の喜忌は優先するが、誰の喜忌は捨てるかしかしないと家自体が存続不可能のケースもある(長生きするのでその流れはあります)。
現実的な案としては、こういうことが起きます。
因みに、私自身に生年四化はありません、なので、今回は私自身に主導権・解決権限や責任はありません。
生年四化を持っている人が責任と解決の権限を持っている人だからです。
欽天四化派を広めたい伝えたいという意気込みは分かりますが、伝えた相手がそれを理解し、あなたが解決する権利と責任があるんですよ、と伝えても、知らない、決めつけだと言われては、結局解決の権限の放棄とその付けとして、家の解体等の問題です。
教えてあげたい、伝えたい広めたいという気持ちは分からないでもないですが、実際にはそこまで覚悟や責任がある人はいないと思います。
だから、欽天四化派であれば、客に高額の鑑定料を支払わせるという案もあっても不思議はないと思います。
私自身は、あまり現実的な命術ではないと思っています。
現実に近い命理学の活用法は、八字や八字と相を融合するとか、になるのではないでしょうか?
それでは本日はこの辺で。