八字は一人一派の感覚がありますが、明代(1368年~1644年)古典書は大きく分けて3種類ですね、確認の為掲載しますね。
1、子平真詮評註
扶抑用神の原理を解説、日主と月令の強弱判断で内格の判断を月令に求める。
日主と月令のどちらが力が強いかで判断。
2、造化元鑰評註
調候用神の原理を解説、旺相死休囚から用神を選ぶ。
立夏以降~立秋前迄、立冬以降~立春前迄に生まれているなら、1割の矛盾で済む。
3、滴天髄の方法
最も意見が分かれる。
清代(1644年~1912年)の任鉄樵氏の滴天髄闡微と民国(1912年~)の徐楽吾氏の滴天髄徴義(征義とも)が、同じ命式を採用している。
因みに、徐楽吾氏が本格的に三大古典書に注釈をしているのは、当然、民国以降。
徐楽吾氏は、説明の便宜上、民国の人に分類し、説明します(清代とすると、1886年生まれですので、26歳です、活躍時期も、民国の方が多分妥当でしょう)。
子平八字で健康運を知ることができるかですが、まず第一に次の通りです。
1、三大転換期を除く、忌神の年や大運は病気や健康問題が発生しやすい。
高齢化ではなく、人間万人に言えるので、普遍的な性質です。
忌神が強まる時、大運が期間を短くしたり症状を軽くすることがあります。
2、流年の忌神で病気。
自分自身の良いものが消えると、病気になり、長期療養化しやすい。
3、事故運
官殺が命式で多すぎか、官殺の大運or流年で発生。
事故の後遺症で体が不自由になる、手足の麻痺等はこれです(麻痺は私自身です)。
財が官殺を生じるので、利益+収入は不可能な命式になりやすい。
残りの選択肢は次の通り。
1、学業運
2、試験合格者
3、名誉運
4、権利+権力拡大
5、ボランティア活動
例えば、滴天髄の解説書でも、殺印相生だと、殆どが試験合格者です。
これは、任鉄樵氏の滴天髄闡微でもそうなっています。
試験合格者はこの後考えますが、今の時点では、まず先頭には、「漢字検定」が来ており、他は日程と相談です。
試験合格者になるにせよ、「書ける」試験合格者です。
ここで書けるとは、「履歴書」「社員証」等に書けるということですね。
八字(四柱推命)にせよ、姓名学にせよ、「履歴書」や「社員証」の方に書けませんよね?
つまり、証明能力の問題ですよ。
私自身の判断に、「証明可能」な資格試験を選び、更に、通信講座も頑張ります。
最後に良書を紹介致します。
福田有宵(著)運勢が花開く!いちばんやさしい姓名判断ですね。
それでは本日はこの辺で。