こんにちは、皆様。
さて、最近は、紙類の整理に加え、土用入りの期間中にしかできない室内の作業を進めています。
然し、日本国内の暦は、基本的に、明治6年にグレゴリオ暦の導入により、「暦」ではなく、カレンダーだけに改正されました。
暦は権力と結びつき性格が強く、権力者の命令(つまり、皇帝、清代に通書が隆盛したのは、皇帝の命令が沢山出たからです)によるところが大きいと思います。
国家財政を理由に明治6年に、グレゴリオ暦が採用され、その後、園田真次郎(1876年~1961年)氏の登場から、九星気学が隆盛を見て、方位盤の受容文化が変わってきます。
暦に記載されている、太歳・三殺は、凶の神殺であり、基本的に解厄制化が出来ない(特に、三殺)ものです。
解厄制化ができないのが本来であれば、本来の意味は、「解厄制化不能」を守る必要があります。
然し、一部の風水グッズなどでは、これが出来るという説が出ているのは、驚きです
。
初出としては、故・鮑黎明先生の著書・
会社の風水学-オフィス・工場に吉運を運ぶで、日本国内に初めて紹介されました(風水師が紹介したという意味ではこの時が初めてであろうと思います)。
支離滅裂の解厄理論をみたところで、三殺は、「劫殺」「災殺」「歳殺(月殺)」とそれを総称し、名付けられています。
同じく、犯太歳と当太歳は、犯太歳は今年で言えば、卯山酉向、当太歳は酉山卯向です。
当太歳より、犯太歳の方がより凶作用が発生しやすいと考えられます。
災難が発生する確率が高いのは、伝統を守る事をしていないから、といえます。
この方位での修理・動土、立向はぜひ注意し、風水対策を忘れないようにしましょう。
方位の計測は、地盤二十四山です。
それでは本日はこの辺で。