浜松中国運命学研究記

　昨今、少子化や高齢化問題が取り上げられていますが、少し、風水学の歴史と原書を繙きながら、歴史的な考察も入れていきます。
　まず第一に、ポイントは、清代で人口が激増して、記述総数が激増したことが挙げられます。
　たとえば、結婚を例にして、挙げると、奇門遁甲では玉女守門は結婚の格局と名高いのですが、男性社会制度の一部でもあります。
　また、龍遁で結婚や出産も同じく、八卦の内容と男女差を考慮し、想像して書かれたものです。
　本当の方位術はいわば、盤の受容文化です。
　日本国内であれば、一般的に、順序として一応、次の通りです。
　1、結婚
　2、出産
　3、人丁総数
　です。
　乾隆帝時代以降、清代でも、中国の人口総数が伸びた結果、様々な政策が必要になりました。
　政策の上では、乾隆帝時代が60年あり、かなりの年数を消費します。
　方位学が当たらないとか、効果がないというより、正しい知識を普及させることには、問題が多くあり、都合の通りにはなりません。
　そうした意味からすれば、「都合が良い」「都合が悪い」ではなく、人丁問題を抱える国家の命題と運命学の発展が同時に進む必要があるのではないでしょうか。
　逆に言えば、国家観を一人一派という形式としてお互いに尊重することが必要になるのではないでしょうか？
　最後に良書を紹介します。
　鮑黎明(著)最後の風水学―華僑に学ぶ風水学の極意はこれだ!、鮑黎明(著)盛運!仕事の風水をお勧めします。
　それでは、本日はこの辺で。