暦と方位文化を考える。

劉基

2012年03月14日 09:09

 今日は末尾に命理関連ネタも付きます。
 日本での漢籍輸入は江戸時代からありますが、平成の日本人は江戸時代より原典離れがあります(実際に協紀辨方書等の漢籍貿易記録がある、とする本が存在します)。
 貿易で、漢籍が手に入るということは商売である以上、読み手、買い手がいないと商売では成立しません。
 つまり、日本人の漢籍離れがあります(そういう意味では私は日本人らしくないかもしれませんが)。
 日本の暦が民間で、自由に出版できるようになるのは終戦後であり、勤勉、労働、激励、等が奨励された結果、「都合のいい内容」に変わっていった形跡があります。
 私がここ数年、良く言う言葉に、「本当の事を言うと相手にされないよ」といいます。
 しかし、これは歴史的に解釈しても無理の無い良い方になります。
 方位術もそうですが、「本当の事を言うと、嬉しくありません」というところです。
 暦についてはまとめますが、特に顕著なのが、「方位解釈」があり、「悪いと言いだせない」という風潮があります。
 朝の星座占いも、「滅蛮経(明代の政策で、ダブルを防ぐための謀略)」の世界が、毎日展開されています。
 方位術でも、要素と、象意の混乱があり、これらは、経験上関係ありません。
 続いては、本日の風水・占術番組の情報の質改善希望の告知の件です。
 本日の告知は、本日で傘寿のお祝いを迎えた、大竹宏さんの話題です。
 今月28日午後11時59分が締め切りです。
 1人でも多くの方のご理解を頂ければ嬉しく思います。

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