当太歳・犯太歳の種類。
当太歳・犯太歳は以下の種類があります。
1、人の当太歳
たとえば、私の祖父が今年、当太歳(丙寅年生まれ)です。
その為、取材・表彰等を受けないようにお願いし、老人会の役員人事も私の母にバトンタッチです。
そもそも、今年については、前年から話し合いの結果、「取材・表彰」等は受けない、お金を出しても断る、とまで言ってきた系があります。
何故なのか。
太歳は1年の運気を統率する歳君とも呼ばれ、一般人がみだりに使うと、災難を招く、という話が、中国の星相学界には常識です。
でも、日本では中国文化を取り入れるにあたって、「日本人が喜ぶように改変」してきた、という経緯があるのです。
その為に、日本人の干支文化からして、支離滅裂な内容になっています。
2、人の犯太歳
続いて、犯太歳は、当太歳の6年後、いわゆる六冲の関係にある時です。
先の祖父を例にすると、丙申(2016)年が次に来ます。
これも、俗に「歳破」といい、よくありません。
これはめったに、日本人は問題視しませんね。
3、座山の当太歳
この2種類が難点かもしれません。
座山は24種類ですが、そのうち、地支の座山と年支が一致する年です。
実は、恥をさらすようなものですが、丁亥(07)年、祖父の、ラジオや新聞掲載を止めることができず、家運の衰退を招いた苦い経験があります。
あのとき、もし、私たち家族が止めることができていたなら、と悔やんでいます。
4、座山の犯太歳
最後の問題はこれです。
近い将来では、癸巳(2013)年に来ます。
条件は同じで、これも、六冲です。
ただ、先の座山の太歳は、「全員に影響が及ぶ」という点が難点なのです。
このように、「太歳」の種類があり、その内容も、様々です。
後日、まとまった形で、風水研究所へアップしようかとは考えておりますが、まだ、陽宅集成も終わっていませんし、やることはありますから、しばらくお待ち下さい。
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