太歳と暦の関係に見る、日中の民族文化の差異。

劉基

2012年02月11日 19:06

 明日は、奇門遁甲の応期+青龍返首で東京緊急訪問です(応期の日にまたやって大丈夫かって言われそうですが)。
 太歳について考えると、「本当のことより民族性」を優先して、記述していることは大変よくわかります。
 本来の意味は「軽挙妄動するべからず」です。
 しかし、「やってよい」と言われれば嬉しいのが人情なので、民族性と歴史的解釈を合わせ、対立した場合、「歴史」より、売れ行きなどを含め、民族性の観点から、意味と記述を逆にした、といえます。
 3つの意味の違いがわかる方は少ないですが、書きます。
 1、修方
 家の修理に関する吉凶で、不動であり、その為、凶方位を動かすと、悪い木が周囲に飛び散る、と考えます。
 2、立向
 移動によって、趨吉避凶を実現する方法、一般的な方位術はこれが殆ど。
 3、開山
 土地開発、土木工事等、周囲の気の変化をみるもの、修方よりも受動的意味合いが強い(修方は自分の家を修理・動土等をする意味、対して開山は家の周囲の道路工事等を指す)。
 1の修方についてはいずれまとめたいと思います(サイトで発表)。
 これと同様に、テレビや雑誌では、真実や言葉の意味を正確に伝えるより、「放送すること」、「占術名を使う」ことに終始しています。
 正確な知識の為、署名活動・風水・占術番組の情報の質改善希望にご協力頂ければありがたく思います。

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